■フィッシングスタイル

○徒歩釣り師
マイカー利用なら、いつもの海釣りスタイルに加え、更に枠を広げた道具を片っ端から積み込む事が難なくできてしまいます。
でも、徒歩で交通機関利用となると、道具の厳選が必要になり、収納用具の準備にも目を向けたくなります。
そんな事から道具が少ないとは言えない、磯・堤防でのウキフカセを例にとって徒歩釣り師の遠征スタイルを考えてみました。


■タックル

○ロッドケース
竿とリールが2組にタモの柄とタモ枠、コマセ勺。これに替えスプールやマゼ勺が加わる場合もあります。
これらはすべてロッドケースに納めます。
気を付けたいのがタモ枠で、40センチ以下のものが収められるケースも見受けますが、二つ折りのものを用意する必要も出てきます。


○フローティングベスト
これは小物入れ兼用です。
(某店主さんのベスト(*^_^*))






○磯バッグとクーラーボックス
佐渡へ来る遠征組の多くが釣った魚を持ち帰ります。
従ってクーラーボックスは必需品になりますが、徒歩釣り師にとっては帰りの収納スペースと重さがネックになります。
ここでの磯バッグは遠征の収納バッグと実釣ポイントの往復時の保冷用を兼ね合わせています。
釣った魚はソク釣具店等で宅配を頼めばOK。
数日分を纏めたいなら釣具店の冷凍庫を間借りしましょう。
知ったお店がない…と言われる方もいるでしょうが、ここが遠征の1つのポイントで、
コマセ、エサ類は現地で調達を心がけてください。
そうすれば気軽に引き受けてもらえるはずです。
ただし、日帰り遠征での持ち帰りはクーラーボックスが必須です。


○バッカン等
最近のものは磯バック顔負けのものも多くなって高価になりました。
それでもフタ付きは必需品です。
水汲みバケツもお忘れなく!






○磯ブーツ
磯では尚更、堤防でも欠かしません。
がまかつでは専用のケースが発売されていますが、バッカンに押し込みます。


○レインウェア
遠征にとってのレインウェアは必需品になります。
これもバッカンに押し込みます。



○キャリーカート
荷物の作り方にはいろいろな方法があると思いますが、最も便利だったのがこれです。
公共の場でも、それなりの体裁を整えられますし、長い堤防を歩くのにも大変助けられました。
磯では背負子が便利ですが、人通りの中では邪魔になります。
その意味では背負子状のカートが更に便利かもしれませんが、カートとしての造りが背負うと結構邪魔に感じました。
時々旅行用カートで安価なものを見ますが、潮は被るし酷使もするので避けた方が良いです。


■荷造り

右が荷物の一例で、2点。
片手は空く事になります。
数日の遠征なら磯バッグに着替え。日帰りならクーラーボックスに換えます。
荷物の重量は、この場合なら大した事はありませんが、それでも途中での荷崩れは厄介で、荷物の固定用ゴムひも等はいつも余分に用意しておきます。
尚、佐渡汽船船室への大荷物の持ち込みは制限される場合があり、室外へ置くよう指示される事もあるようです。
竿やリールは高価ですから、気休めでもロック等の用心も必要と思います。

さて、これで一通りの終了です。
当サイトが目指すのは気軽さ。
予定のない連休、フラっと船に乗り込むような、或いは大漁情報に思わず電車に飛び乗るような、そんな気軽な佐渡遠征の形を模索していています。
現状での難しさは重々承知。
でも、上がる一方の車両航送料や高速代に悩み、事故の予感に怯えながら、やっと辿り着いて胸を撫で下ろす便利さって何なんでしょう?
もしかしたら心持1つで、現状でも気軽な佐渡遠征を叶えられるんじゃないかと考えました。
このサイトは、その一歩です。
普通では飽き足らない方、不便でも気軽で居たい方、佐渡で体験下さい!



2007.2 By GamechinClub